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糖尿病の治療

糖尿病の原因となるヘモグロビンa1c

看護師

近年、年を取っていく中で気になる病気は様々ありますが、その一つとして糖尿病があります。その糖尿病と大きく関わっているものが、ヘモグロビンa1cです。ヘモグロビンは血液の赤血球の中に含まれているたんぱく質の一種で、酸素と結合して酸素を全身に運ぶやくわりをしています。その中でも、血液中の結合したものの一部分がヘモグロビンa1cと呼ばれます。通常赤血球の寿命は約4か月ですがその間に赤血球は血管の中をぐるぐる回ります。ヘモグロビンa1cはその時に余分なブドウ糖と次々に結合し、高血糖の状態ではどんどん結合していきます。つまり、ヘモグロビンa1cが多ければ多いほど血液の中に余分な糖があり、それと結合したことになります。 正常な人であれば数値が5.8%以下なのに対し、高血糖の状態が続いた人の場合はそれ以上になります。 この数値が8%以上を超えると様々な合併症を起こすといわれているため注意が必要です。

糖尿病の状況の指標となるヘモグロビンa1cの特性

ヘモグロビンa1cの正常値は、4.3%から5.8%であり、6.1%以上に推移する事は糖尿病及び関連・付随する肥満・高血圧等の疾患に罹患している可能性が高まります。 ヘモグロビンa1cは、血液検査日から1ヶ月から2ヶ月前の血糖値のコントロール状況を推定でき、生活療法や糖尿病療法等の治療を真面目に行っていたか否かについても推定されます。血糖値は、前日に食事内容を注意するのみで治療をサボっている事を誤魔化せますが、ヘモグロビンa1cには通用しないため、指示されている生活療法を遵守し、行う必要があります。 糖尿病治療が十分に行われない状態が継続し、ヘモグロビンa1cが高値を推移し続ける事で、合併症の末梢神経障害、網膜症、腎症が発症する危険が高まり、定期的な検査と早期治療が必要不可欠です。長期の無症状を経て、重度症状が突如出現する傾向が強く、注意が必要です。また、基準値を大幅に超えている場合であっても、早期に専門医による治療を行い生活習慣を是正する事により、治療が奏効する事もあります。

他の病気のリスク

悩み

脂質異常症はコレステロールが増加したことから他の疾患のリスクが上がるというものです。動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などのリスクが上がるので食生活の改善を意識することが大切です。

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