先生

放射線を使った治療

どんな装置でいくらぐらいかかるのか

看護師

ガンマナイフという治療装置は主に脳腫瘍の治療に使われる放射線治療装置です。定位照射を行えるので、治療したい腫瘍にピンポイントに放射線を打つことができ、より安全に確実に治療できる装置です。 認可されている疾病への治療には健康保険の使用が可能で、一般的に言われる医療費のように治療費の3割負担ですが、ガンマナイフを使用した治療費用はおよそ60万円であり、自己負担額は18万円あまりになります。 およそ10万円を超える高額な治療費がかかった場合は、国の高額療養費制度を利用することができ、負担上限額を超えた分は申請することにより国から返金してもらうことができます。 ですので、ガンマナイフの治療を受けたら、いったんは18万円あまりを窓口で支払いますが、あとで国に申請すれば一部の金額は戻ってくることになります。

ガンマナイフを上手に利用した治療を受けましょう

ガンマナイフは現在、全国50か所以上の病院に設置されています。初めて設置されたのは1990年頃で、すでに実績も十分にある安全性の高い治療装置です。手術で除去できない腫瘍はもちろん、開頭することのない腫瘍除去法として低侵襲な治療法です。放射線治療ですが、他の細胞への影響が少ないため、副作用もありません。 ただし、ガンマナイフは半円形の照射部分から目的の腫瘍に向けてピンポイントに放射線を打つという構造上、頭部の治療に特化した治療装置です。そのため、治療は脳腫瘍やがんの中でも脳に転移したものに限られています。 また、脳神経疾患であるてんかん、三叉神経痛やパーキンソン病の治療にも使用できますが、これらの疾患は保険適用外ですので、治療を行う際には確認が必要でしょう。